平成14年度東筑高校体育祭紹介


もうずいぶん更新が遅れてしまいました、本当にごめんなさい(礼)。
先月行われた体育祭の特集です。恐らく、私が高校の体育祭を連続して見に行くのは今年が最後なのではないでしょうか。
よって、体育祭紹介も今年が最後になることと思います。まあ、これも時代の流れだと思ってご了承下さい。
今年もOBの方よりコメントを頂きましたので、それを交えて紹介したいと思います。

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体育祭は9月15日に挙行されました。結果についてはネット上でも既に紹介があったとおり、三年生が危なげなく優勝しました。
まあ、今回の報告はなんと言いますか、写真付きの念押しのようなものです。
緑色のコメントはOBの方よりメールで頂いたコメントです。

毎年各学年の美術部の方々を中心に「パネル委員」が結成され、この様な学年毎のパネルを作り上げます。パネルには特徴があり、絵のどこかに学年色が混じっていなければならないという、暗黙の決まりがあります。上の写真(一年生のパネル)の場合は緑色ですね。

午前中の得点差です。この時点で三年生が50点近く二年を上回っています。が、この運動会では後半の得点の方が差がつきやすいので油断がなりません。




午後一番の競技は応援合戦。一番の見せ場です。学生服姿の2年男子が登場。演舞はなかなか凝っています。特に時間差で演技する型は会場が沸きました。続いて揃いのコスチュームの女子の踊り。元気な声が出ていて、
さすがは2年の貫禄。

二年生の演技については「凝りすぎ」という印象がありました。型が複雑すぎて完成度が伴っていないように見受けられました。もっと完成度の高いものにしてくれれば、、と隣にいたOBなり立てほやほやの後輩とぼやいていた私です。


最後に満を持して3年生の出番。入場前に男女共、大きな声で気合十分。まず学生服の
男子が型を披露しますが、気合の入り方が全く違います。型も見事に合っており、文字通り
一糸乱れぬ演技。続いて凝った衣装を着た女子の踊りですが、とにかく元気が良い。
一旦全員が下がると、おなじみの山車が登場。初めて見る人は度肝を抜かれたのでは
ないでしょうか。最後に会場中央でくす玉が割れて中から鳩が飛び出す演出。
文句無しに一級品の演技でした。

いやあ、色とりどりの女子のユニフォームも見応えがありましたし、男子の型も完成度が高く、ほれぼれします。久々にくす玉から鳩が出てくる仕掛けは、私の学年(平成9年度卒)以来ではなかったでしょうか?


先生方、御父兄参加の競技、女子のダンス等、ほのぼのしたものが続き、2年男子による
騎馬戦が始まりました。率直なところ、やや迫力を欠いた気がします。私が在学中は
学年450人中、男子が350人くらいでしたが、今は400人中のほぼ半数。しかも安全配慮の
ためか、馬を組む4人の後ろに支え役を1人つけるため、ますます馬は少なくなります。
学年対抗の得点にも絡まないのも問題だと思います。全校男子による学年対抗にすれば
いいと思うのですが。

私も全くの同意見です。得点に絡まない競技とそうでないものとでは盛り上がりが全く異なります。
なんと言いますか、「ただやっているだけ」と言う印象がぬぐえませんでした。学年対抗に、、、できないんですかねぇ。

面白かったのは、浴衣を来た女子の盆踊りのとき、浴衣はもちろんのこと、かつら・化粧で
女装した男子が何人も輪の中に入って踊り、観客の爆笑を誘いました。体育科の先生方が
見つけては、つまみ出しますが、それでもまた入ってくるので最後は黙認状態です。
どうやら毎年のことみたいですね。

とのコメントの通り、盆踊りの時は毎年幾人かの男子学生が紛れ込んでいます。この写真の中にも、、、さて、どこでしょう(笑)。


当然のごとく今年の体育祭は3年生の圧勝でした。最後に校歌斉唱。私の世代が想う校歌は、
声を嗄らして歌う男声合唱ですが、現役諸君の校歌は違いますね。女子のソプラノを主体に
男声がかぶる、大変美しいメロディの混声合唱です。良い学校になったなあ、としみじみ思うと
同時に、男子諸君にはもっと大きな声で歌って欲しいとも思いました。

体育祭はプログラムから見ても分かるように、ここ十年来マンネリ化が目立ちます。変わっていくのはその主役たる学生ばかりです。変わらないことが良いことだという伝統論はさておき、校歌をもう少し大声で歌って欲しいという意見はもっともだと思います(別に北筑高校のように「声を潰すくらい」とは言いません)。体育祭にほどよい緊張感を望むのは、何も私だけではないでしょう。



3年の山車

最後に今年の山車を紹介します。バランスの点では去年より劣っているようですが、高さがある分だけ目立っていて大変良い感じです。この様な「良い」伝統がいつまでも受け継がれていくことを心より祈念します。


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