平成13年7月8日に東筑高校文化祭が行われました。このコーナーは講評を交えた文化祭紹介です。文面は主に現役生に向けて作られたものですので、OBの方々は読み飛ばしていただいてもかまいません。
、、、、、しかし、相変わらず文面が長めです。説教くさい管理人の性格を表しているかのようです(泣)。
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2.平成13年度文化祭講評

総評・7月8日に行われた平成13年度東筑高校文化祭は、昨年と同じく無事に終了することができた。今年の文化祭をみて思ったことだが、『生徒が参加する文化祭・個性を発揮する文化祭』の一端が見えてきたように思う。
例えば、体育祭では短距離走が得意な人、力持ちの人等それぞれの体育面での得意なところが現れている。ならば文化祭ではそれと対照して文化面で得意な生徒が活躍する場が提供されるべきではないだろうか。それは平成9年度から始まったクラシックコンサートや9年度グループ参加のコント、平成10年度から始まった開会式でのビデオ紹介等、クラスという枠組みで現れるもの・現れにくいもの様々だ。
私はここでバンド企画に再び目を向けてみたい。この企画は生徒の個性を発揮するという点ではもっとも自己主張が激しく、また毎年その熱意が強い企画として知られている(芥川賞作家・平野啓一郎氏も平成4年度文化祭でバンド参加している)。私は彼らの活動にもっと幅を持たせてもいいのではないかと思う。それは舞台衣装や演出、宣伝活動など多岐にわたる。生徒の自主性や団結力、企画の厚み、そして何よりも生徒自身により大きな達成感を与えるためにこれら活動の自由を認めるべきではないだろうか。
(この文が先生方にも読まれることを期待します)

右・多目的ホールのバンド演奏企画


クラス企画・昨年と重なるコメントはなるべく控えたいが、それでも言いたいことがある。良い企画とそうでもない企画との差、文化祭のために作業にいそしむ人と全くやらない人との差がますます酷くなってきたのではないだろうか。例えば同じような遊戯施設の企画でも、雰囲気を出して手作りながらも縁日のような企画を出すところもあれば、家にある子供用のおもちゃを持ってきて少しの説明文を張るだけの企画もあった。これに関してはクラスごとのモチベーションの違いや文化祭で働く人数の差など、仕方のない部分もあるかもしれない。改善方法は去年紹介した物と同じだ。「先生方や保護者の方々、そして生徒自身の東筑文化祭に対する意識を改革していかなければ」である。
今年は2−8が自作ドラマを上映していた。これはなかなか出来ることではない、是非続けてもらいたい。写真ダイジェスト編で紹介した諸企画もなかなか良かった。誉める部分は多いのだ。そこはこの後写真を再び紹介し視覚で訴えていこう。ただ、今年の難点をあげるとすれば、1年生の企画がかぶりすぎ、なおかつ創意工夫がみられなかったことだ。取りあえず、ソーラーバルーンは外部の方々に迷惑をかけたことを考え、来年は自粛したらどうだろうか。

←1−4トーテムポール。目立たないところにありました。

2−8学園ドラマ。実は、みていません。→


↑2−1第4学区グルメマップ、これ、冊子ぐらいにしてくれると評価も高かったのだが、、。


3年物理クラス対抗ホバークラフト大会、勝利の一瞬

部活動・その他・部活動が行う企画については、例年のことなので特にコメントすることはない。毎年安定した企画を出すと言うことは大変なのだろう。来年もこの光景を再び見ることに期待したい。あえてひとこと言うならば、化学部の企画は年を重ねるごとに活気と装飾の派手さが増しているようだ。
装飾企画は生徒会役員を中心としたメンバーと一般公募の実行委員とが制作している。今年はよくパーティーなどで使われる「輪」が校内を埋め尽くした(下図)。またステンドグラスも校外装飾代わりに使われていたようだ。執行局ではこの「輪」を文化祭終了後にどうするかでもめていた。つまり、ゴミは出したくないので来年までとっておくかどうか、と言うことである。私は環境問題をよく文化祭で取り上げていた時代の文化委員長であったので、是非リサイクルして欲しいと思う。ただし、保管場所などの問題もある。高校という限られたスペースを使う以上、この問題はどうしても浮かんでくるようだ。そしてこの空間の限界という問題は、文化祭自体にも暗い影を落としていることは間違いない。

←廊下の装飾はこのような感じでした。


美術部の絵の展示。うまいと思います。


化学部。毎年にぎやかさが増しています。


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